会社説明・代表者挨拶

ORINASU

一枚の布を織り上げるのには、縦と横の糸が織り成されて、ようやくカタチの成る。

よく人は、“生まれる時もまた、死ぬ時も一人である”というが
生まれてから、たくさんの“糸”と交わってご縁を紡ぎ、
しっかりとその糸を纏っ て死んでゆく。だから決してひとりではない。

初めの一本の縦と、横の糸は、あなたが選んだ、お母さん、お父さん。
気が付けば、いて当たり前で、やってもらって当たり前の自分や、
時には存在が疎ましくおもって逃げたいという自分もいた。

そしてあまりにも、この世の中は、理不尽なことや、悲しい出来事が多すぎて、
ついつい毎日に追われて、自らで、孤独を味わってしまうことが増え、
糸で紡がれたご縁で、意味のある毎日を、忘れてしまっている

今、そんな忘れ去られた“糸”を、丁寧に丁寧に紡いでゆくのが 私たち“ORINASU”のお志ごと。

複雑に絡み合った糸は、丁寧にほぐし、整えて。

ORINASU に紡がれた皆さまが、よりしっかりとした結びつきとなるように、
ヒト・モノ・コトを織り成してゆきたい。

朝倉博巳

幼い頃から、いろんな事に興味があり、いろんな趣味を持っていた。その全てにおいて熱心に勉強し、突き詰めていくと、あるとき限界をしることと なる。

“1本に絞って専門的に勉強している人には、叶わない、という事を。”

しかしながら、いろんな事を知っているからこそ、視える世界がある、としたとき、今の朝倉博巳の原点が誕生したといえる。

音楽大学の在学中、イタリアへ勉強しに行った時のこと 「なぜ日本人はキモノを自分で着れないの?民族衣装なのに。」とイタリア人に 聞かれた。その時の日本人としての自分がとても恥ずかしくなりまた、悔しかっ たのを覚えている。 自分はなぜ『日本人』としてこの日本に生まれたのか?という宿命のようなルー ツを探り、古き良き日本という文化に着眼するようになった、おおきなきっかけである。

「朝倉博巳と日本」これによって、なにかワクワクすることはできないか? みんなが幸せを感じることはできないか?と追求するようになり、今のアトリエ ORIZUROU が誕生したのだ。

朝倉博巳のモットー
「⼈生は漫画だ!」
「為せば成る、為さねばならぬ何事も」
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
「自分のご機嫌は自分でとる」

考えることが大好きで、悩んでいる自分に安心感を得ていた時代もあった。 でも、自分自身の心が健康でハッピー笑顔である方が、周りをとりまく大切な人 たちも巻き込んで笑えるということに気づいた朝から、世界がすべて楽しくな った。

そんな朝倉の笑える生き様を見て、1 日でもはやく、暗闇で膝を抱えてるあなた を笑顔に変えたいとおもう。